頭金0円の住宅ローンは危険

「頭金0円、100%融資OK」という住宅ローンは、実はかなり危険なのです。

まず金融機関からみると、頭金なしで全額借りてくれるわけですから、返済利息が多くなりその分利益が多くなります。

そして頭金の用意できない方というのは、貯蓄する力の低い人です。

そのため住宅ローンが返済できずに破綻する可能性は、他の人よりも高いのが現実です。

そこで金融機関は金利を高めに設定することにより、万が一支払いが滞った場合でも、利益を取りはぐれないようにします。

つまり金利が高めということは、返済する人にとってはさらに苦しい状況になりやすいのです。

ところがいろいろ借金をする人でも、住宅というのは最後まで守ろうとしますから、がんばって支払おうとするのです。

NHKや電話など他の支払い等を遅らせたりしてでも、住宅ローンだけはなんとかがんばって支払おうという人が多いのです。

ということは金融機関にしてみれば「金利は高い」「支払利息は多い」「お金のない人でもがんばって払おうとする」ということで、とてもおいしい状態なのです。

頭金0円というのは金利の高さや、お金のない人にお金を貸し出すというイメージがありますから、有名な大手銀行ではイメージダウンを避けるためにあまり行いません。

そのため頭金0円でローンを組もうとすると、不動産会社と提携したローン会社でないとローンが組めないことが多く、金利や返済条件などが相手のいいなりで契約してしまいます。

結局、頭金0円のローンを推奨しているところは、お客の住宅購入後のゆとりある幸せを真剣に考えていないともいえますから、おすすめできないのです。

「こんないい物件は二度と出ませんよ」などと言って焦らせて契約をすすめるような営業には、十分にご注意ください。

住宅ローン会社のリスク対策

住宅ローン会社というのは、利益を確保するために次のようなリスク対策を行っています。

・予定日に返済がない場合

→返済が遅れると、14.5%の遅延損害金を請求する。
→延滞が6ヶ月以上になると、全額一括返済の請求をする
→全額返済ができないときは、住宅を競売にかけるなどの法的措置をとる

・金利変動リスク

→固定金利をあまりすすめず、変動金利をすすめてくる
→キャンペーン金利の場合は、審査条件を厳しくしてキャンペーンではない金利をすすめる。

・繰り上げ返済リスク

→繰り上げ返済をされると金融機関の利益が減るので、繰り上げ返済時に手数料をとる
→最近は企業イメージ悪化を防ぐため、繰り上げ返済手数料を無料にするとことも多い。

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