変動金利と固定期間選択型金利の特徴

変動金利とは、住宅ローンで返済する金利が世の中の情勢によって変動する金利のことです。

世の中の情勢というのは「金融機関が大手企業に対し、1年以内の短い期間でお金を貸し出すときの優遇金利」をさします。

これを「短期プライムレート」と言います。

わかりやすく言えば、金融機関が企業にお金を貸し出す時の金利が上がれば住宅ローン金利も上昇し、金融機関が企業にお金を貸し出す時の金利が下がれば住宅ローン金利も下がります。

もっと簡単に言ってしまえば、世の中の景気が良くなれば住宅ローン金利は上昇し、景気が悪くなれば住宅ローン金利は下がるということです。

つまり世の中の景気に連動して住宅ローン金利が上下するものを「変動金利」というのです。

日本はバブル経済が崩壊してから景気は下がりっぱなしでしたから、金利はひたすら下がってきました。

したがってここ20年ぐらいは変動金利で住宅ローンを組んだ方の方が、毎月返済額は少なくてすんでいたということです。

・変動金利の特徴

→景気が悪いうちは毎月返済額が低い
→景気が良くなると支払利息は1.25倍まで上昇する可能性がある
→変動金利といっても返済額の変化は5年に1回
→景気が良くなって急激に金利が上昇すると、なかなか元本が減らないことがある
→公的金融機関では、変動金利を取り扱っていない
→30年先の景気を見通すことは難しい

固定期間選択型金利とは、最初の数年間だけ固定金利ですが、その後は変動金利に移行するというものです。

契約の種類によっては、一定期間経過後に固定金利にできたり変動金利にできたりするものもあります。

固定期間選択型金利は、スタート時の固定金利が低いことが多いので、最初の数年間は支払いが安くなるというメリットがあります。

また固定金利でスタートするものの、変動金利や固定金利に切り替えることができる契約もあるため、変動金利か固定金利か迷われている方には適しています。

ただし固定金利選択型は、変動金利になった場合、金利の上昇幅に制限がありませんので、どこまで金利が上昇するかわからないというデメリットがあります。

最初から変動金利を選んでおけば、金利の上昇幅は1.25倍までという決まりがあるのですが、固定金利選択型金利には上昇幅の制限がないというのが特徴です。

・固定期間選択型金利の特徴

→最初の数年間は、固定金利でも金利が低い
→固定金利からスタートしたあと、変動金利に移行する
→契約によっては鼓笛監修料後、再び固定金利を選択できる契約もある
→一般的な変動金利と異なり、金利が1.25倍を超えて上昇する可能性もある

※固定期間終了後、自分から金融機関に申し出をしないと自動的に変動金利になってしまう契約が多いので、固定期間終了後も固定金利を継続したい方は、手続き忘れに注意してください。

固定期間選択型金利は借り手にメリットが多いように思えますが、金融機関としては金利が大幅に上昇した場合に1.25倍を超えて請求できる権利があるというメリットがあります。

また固定期間終了後に固定金利を選択しようとすると、かなり高めの固定金利しか選択できないようになっていたりするので、かりに固定金利を選択されても金融機関としては十分に利益が出ます。

また契約当初金利が低いので、住宅ローン契約を獲得しやすい商品でもあります。

多くの方にとって住宅ローン契約の決め手は「当初支払額の低さ」というアンケート結果もあります。

金利のことをいろいろ考えてみても、やはり当初支払額の低さは重要なポイントのようです。

もちろん固定期間選択型金利は借りる方にとってもメリットはありますから、いろいろ検討するようにしましょう。

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