住宅ローン保証料とは何か

住宅ローン保証料とは、失業や病気などでローンを返済できなくなったときの保証料のことです。

この保証料を支払えば、親族などの保証人は必要ありません。

しかし、返済不能になったからといって、支払わなくてよくなるわけではありません。

それならば何のための保証料かというと、保証会社というところが親族などの保証人のわかりに、保証人になってくれるので、そのための費用なのです。

この保証料は金融機関によっても異なりますが、3000万円を35年返済で借りた場合、35年かけて70万円ぐらいを保証料として支払わなければなりません。

この保証料を支払うのがもったいないので、きちんと保証人を立てるから保証料をなしにしてくださいと言っても、ローン会社は認めてくれません。

誰でも全員、保証料を支払わなければならないのです。

そして自分が失業や病気などでローンを返済できなくなったとき、保証会社は何かを助けてくれるかというと、何も助けてくれません。

それどころか、住宅ローン会社に変わって未払いローン分を請求してきます。

そして支払いができなければ、競売などの法的措置をとってきます。

ローン支払者からしてみれば、何とも意味のない無駄な支払いなのですが、今の社会のシステムはどうしようもありません。

なぜこんな意味のないシステムがあるかというと、ひとつにはローン会社のイメージ問題です。

ローン会社が自分の会社名で競売などの法的措置をどんどんやっていると、あそこの会社は取り立てばかりやっている、というようにイメージが悪くなってしまいます。

そのようなイメージ悪化を避けるために、別会社に取り立てをさせているのです。

もう一つは、ローン会社の利益確保と仕事確保です。

保証会社といっても、実はローン会社の子会社で、ローン会社からの出向者で構成されています。

つまりローン会社から出向で出された人の、仕事確保のためです。

そして保証料を徴収しますから、それは保証会社の利益にもなります。

消費者、一般市民という立場から見れば実に理不尽なシステムなのですが、保証会社は官民一体となっていますから、いつか政府主導でシステムが変わっていくことを期待するしかありません。

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