坪単価とオプションの罠について

家の値段はよく「坪単価」で表示されます。

坪単価とは、家の面積が50坪で坪単価30万円なら

50坪×30万円=1500万円

ということを意味します。

もし家が51坪だったら、その分値段が上がるということです。

そしてよく広告では「坪単価○○万円の家」とあります。

しかし現実に、その坪単価で家を建てることはまず不可能です。

坪単価25.8万円となっていても、実際に建ててみたら坪単価45万円は当たり前なのです。

なぜこんなことになるのかというと、住宅の価格表示にルールなどないからです。

たとえば坪単価には、水回りなどの設備機器に最低レベルのものを導入して計算していますから、いくらでも金額を安く見せることができます。

また住宅の面積を大きく計算すれば、坪単価は下がります。

そのため洗濯物を干すだけのベランダや生活に関係ない部分を家の面積に加えれば、坪単価はいくらでも下がるのです。

また家の値段というのは坪単価だけみれば水回りの設備等が一番高いのに、子供部屋にロフトを追加して面積が広くなったかといって、家全体の平均した坪単価に基づいて追加面積の値段を計算してしまっているのは、なんともおかしな話です。

もともと日本の住宅産業は長い間、きちんとしたコスト計算のないどんぶり勘定でした。

今でも日本の一戸建て住宅のコスト削減技術というのは、アメリカより大きく遅れているのです。

そのため適切に価格表示をすることができないため、坪単価というおかしな価格表示が広まってしまいました。

これに対してマンションというのは、坪単価などという表現は絶対にありません。

坪単価などという表示は、家の価格を適切に表現するものではないと覚えておきましょう。

オプション工事には気をつける

オプション工事とは「本体価格に含まれていない設備を入れるための工事」です。

そして悪質な住宅会社にあるのが、生活に必要な設備を本体価格に含めずに家の価格を安く見せかけて、あとでオプション工事として請求するというものです。

家が完成間近になってから、これはオプション工事ですから別料金になります、と言われたら、もうどうしようもありません。

そのため契約する前に必ず、どこまでが本体工事でどこからがオプション工事なのか、きちんと確認をしましょう。

そして業者の説明に納得ができなければ、契約書に印を押してはいけません。

「どこの業者もそんなもんですよ」などという言葉を安易に鵜呑みにしないようにしてください。

スポンサードリンク

このページの先頭へ